中腰で仕事をしたり、重いものを抱きかかえたりする機会が多いと、どうしても腰痛になりやすくなります。そのため、介護の仕事をする人の多くは、腰痛に悩まされていることが多いようです。しかし、腰痛はセルフケアであるの程度改善や予防ができるので、ここではその方法を紹介したいと思います。
まず、腰痛予防にはストレッチが効果的です。ストレッチといっても、時間をかけてじっくり行うものではなく、3分程度で終わるもので十分です。たとえば、腰をゆっくりと左右に動かすだけでも、十分な効果があるといわれています。また、ひねるように動かすと、より筋肉がほぐれて効果が上がるそうです。ひとつだけ注意点があるとすれば、ストレッチをするときには急に動くのではなく、ゆっくりとした動作で行うことがポイントになります。
それから、腰痛予防には、筋トレもおすすめです。中でもスクワットは効果があるといわれています。膝が足先よりも前に出ないように意識して、ゆっくりと腰を下ろすようにしてみてください。また、スクワットは、5秒かけてゆっくりと腰を下ろし、5秒かけてゆっくりと腰を上げていくのもポイント。この動作を1日に10回から20回ほど行うと、腰に筋力と柔軟性がつき、腰痛を予防できます。
ここで紹介したストレッチとスクワットは、器具を用意する必要はありませんし、どこでも行えます。また、短時間で行えるので、腰痛予防の一環としてぜひ試してみてはいかがでしょう。